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学部共通ほか

教育後援会就職セミナー 概要報告

2013.02.12

キャンパスプラザ京都で教育後援会就活セミナーを開催しました。
このセミナーで保護者のみなさまにお話しした内容の要点を以下、ご紹介します。

【学生のみなさんは】
1年生のときから、毎日、新聞を読むこと。とくに、経済欄、文化欄、生活欄など。
できれば、興味をもった記事を貼りつけて自分の意見を書くノートをつくるとよい。
面接のとき、どのくらい社会に対する知識や関心をもっているのか、見られます。

→教養演習B1/教養演習B2/キャリアデザイン演習Dを受講しましょう。
在学中の制作した作品や課題の記録をしっかりとっておくこと。
3年生の秋にはポートフォリオを完成させなければなりません。
→キャリアデザイン演習A(+各領域の必修授業)
筆記試験対策も早めに! 漢字の読み書きだけでもやってください。
キャリアサポートセンターで『就職のための国語知識問題集』を無償配付しています。
→教養演習J1/教養演習J2/キャリアデザイン演習B/キャリアデザイン演習C
業界研究と企業研究を怠らないこと。
キャリアサポートセンターにも資料がたくさんあります。
また、インターネットを通じて情報収集する方法もキャリアサポートセンターでは
指導しています。
→キャリアデザイン特講1/キャリアデザイン特講2/キャリアデザイン特講3
とにかく、キャリアサポートセンターに通うこと。1年生、2年生も大歓迎です。

【保護者の方々は】
今の就職活動の状況をよく理解してあげてください。
たとえば、下記の本などがあります。
麓幸子『就活生の親が今、知っておくべきこと』日本経済新聞出版社,2011年
白河桃子,常見陽平『女子と就活:20代からの「就?妊?結」講座』中央公論新社,2012年
リクルートワークス研究所の調査によれば、2012年度の新卒者(2013年3月卒業予定)の
求人倍率は1.27倍ですが、厚生労働省による正社員有効求人倍率は2012年10月現在、
0.51倍にとどまっています。つまり、卒業と同時に就職のチャンスは半減します!

新卒での就職活動は、長い人生のなかで唯一、将来性で採用されるチャンスです。
卒業後は、経験や実績を問われます。そして、フリーターなどの非正規雇用は、
残念ながら、経験や実績として認めない企業がほとんどです。
就活を経済的に支援してあげてください。
たとえば、ポートフォリオは複数、作成する必要がありますので、それだけでもお金がかかります。
親の価値観を押しつけないでください。内定先に対して不安を感じる場合は、
雇用条件などを具体的にあげて問いただしてください。
「家計」について語ってあげてください。
健康保険?年金?雇用保険、源泉徴収?年末調整?確定申告など、
よくわかっていない学生が、案外、多いのです。
こうした「家計」がわかってくると、自分が働く必要性を実感するはずです。
生活費を稼ぐという側面を卑下する必要は、まったくありません。
生活費を得るために長い時間を費やす営みであるからこそ、
そこにやりがいのある仕事がのぞましいのです。
川井龍介『社会を生きるための教科書』岩波書店,2010年

キャリアサポートセンター長 千速敏男

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千速センター長による保護者のための就職セミナーの様子

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キャリアサポートセンタースタッフ土井道子による説明

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