必威体育

图片

住環境デザインコース

Living Space Design Course
subject

建築、インテリア、造園を横断的に学び、
人が幸せになる住環境を考える。

建築やインテリア、ランドスケープなどを横断的に学べるのが本コースの特長です。
まず、自在に形をつくれる造形力を身につけ、空間や形を的確に表す表現力を修得します。
さらに、自然や歴史、文化との関係から課題を探り、企画?表現の背景となる知識も深めながら、
まわりの環境と調和する快適な住環境を、自由な発想と表現力でトータルにデザインする力を身につけます。

カリキュラム
1年次
ー 空間デザイン領域共通 ー

発想力と基礎力を鍛える

造形のエレメント(線?面?量)を用いた立体造形力の訓練を行う。模型からつくることで平面構成にとらわれない立体的な造形力を鍛えることができる。使用する材料はスチレンペーパー、発砲スチロール、スタイフォームなど加工の容易な素材を自由に選択する。

  • 「柱?壁?床」群造形による立体基礎

    造形エレメント(線?面?量)を用いた立体造形力の訓練。模型制作の基礎も学びます。

  • 「身体と造形」布を中心とした立体造形基礎

    パターンメイキングの基礎を学び、布の特性である柔軟性を学びます。また、ボディ(立体)とパターン(平面)の関係性のイメージをつかみます。

  • ワンボードファニチャと樹脂加工

    板材の加工、一定の大きさの板を余すところなく使って家具を制作するワンボードファニチャと、樹脂を加工して自由成形し、生活雑貨を制作します。

2年次

空間?形?素材の基礎をしっかり学ぶ

油土を素材として利用することで、不定形で自由度の高い制作が可能となる。緻密で自由な曲線を想いのまま造形に反映することで、デジタル表現や2次元では困難な表現が可能となる。油土特有の有機的な形態を学びの模型では表現し難い『アースワーク』をデザインする。

  • 建築デザイン

    グリッドをモチーフにして、レストラン(食事空間)とギャラリー(展示空間)の模型を制作し、空間を造形することを学びます。

  • インテリアデザイン

    外観のない内部だけの〈地下〉を想定し、模型制作を通してインテリア的に建築の構成を学ぶ。

  • ファニチャーデザイン

    「身体を支える」をテーマに、家具を制作します。紙、木、ヨシ、ガラスなど、素材の扱い方をあわせて学びます。
    琵琶湖に生えるヨシを素材として、照明あるいはオブジェを実物制作します。

3年次

原点から考える力と表現力を伸ばす

2年次までの基礎造形力を習得することで事物の成り立ちや原点から考える力と表現力をさらに引き伸ばす力を身につけることができる。例えば、『地形と自然環境』『風景(自然)と人工(建築)』の対峙をテーマに建築を見つめながら〈歴史?文化的?歴史的遺産〉の重要性を現在から未来に引き継ぐ建築課題などに挑む。

  • 建築デザイン(複合課題)

    非日常をキーワードに、住宅デザインの活性化を提案します。また、他者との共同住宅のあり方を模型制作と平面表現で探求します。

  • 製図、ドローイング

    エスキース、イメージスケッチなど、デザインテーマを総合的に表現する方法を深めます。また、実習仮題と連動しながら、製図法のドローイングの表現力を高めます。

4年次

4年間の集大成として
総合デザインに挑戦する

社会を取り巻く環境、言わば住環境を自らの提案でデザインする。建築、ランドスケープ、インテリア、ファニチャー、オブジェなどジャンルにとらわれず『住環境デザイン力』を複合的にあるいは単独で表現することを発揮することで、本来の意味での『トータルデザイン』を学ぶ。また、卒業設計に向けての制作に関する研究?調査や事業策定による提案をおこなうことで、1年間を通して〈集大成としての総合デザイン〉を追求する。

  • 卒業制作

    デザインおよび自己表現が社会に果たす役割について考察し、個人研究テーマに基づいて各自でリサーチを行い、作品を制作します。

NEXT
TOPIC
専門性を高める「横断的な学び」<例>

ものごとの根底から理解し、トータルな空間デザインをめざす。

例

他分野の学びを取り入れやすい成安の学び

社会と関わる「実践的な学び」<例>

滋賀医科大学との交流事業で芸術が医療現場でできることを追究。

本学では、滋賀医科大学医学部付属病院の病院再開発事業を機に、滋賀医科大学との交流事業「アートと医療」を進めています。その一環として、本コースの学生たちが「芸術が医療の現場でできること」をテーマに琵琶湖のヨシを用いてモニュメントを制作?設置。力強い生命力を感じさせると好評をいただきました。今後も継続的に交流事業を進め、やがては共同研究にまで高めようと夢を膨らませています。

社会実践の機会が多い成安の学び

PAGE TOP