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学部共通ほか

教育後援会就職セミナー 概要報告

2013.05.20

開学20周年を記念したおこなわれた第1回「ホームカミングデー」の一環として
本学の聚英ホールで教育後援会就活セミナーを開催しました。
このセミナーで保護者のみなさまにお話しした中からいくつか、ご紹介します。

【学生のみなさんは】
1年生のときから、毎日、新聞を読みましょう。とくに、経済欄、文化欄、生活欄などが大切です。
経済欄では、企業や業界、あるいは職種に関する情報が得られますし、文化欄では、もちろん、
アートに関するさまざまな情報が得られます。
そして生活欄には、案外、デザインのヒントとなる記事が多いのです。
できれば、興味をもった記事を貼りつけて自分の意見を書くノートをつくるとよいでしょう。
面接のとき、どのくらい社会に対する知識や関心をもっているのか、見られます。
「やる気」も大切ではありますが、むしろ社会に対する関心の「幅」と「深さ」が重要です。

【保護者の方々は】
今の就職活動の状況をよく理解してあげてください。たとえば、下記の本などがあります。

麓幸子『就活生の親が今、知っておくべきこと』日本経済新聞出版社,2011年
白河桃子,常見陽平『女子と就活:20代からの「就?妊?結」講座』中央公論新社,2012年

なお、麓幸子氏は、続編にあたる「どうなる娘の就活:続?母と子の就活戦争」を
日本経済新聞社のウェブサイトで連載しています。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2800L_Y2A121C1000000/

リクルートワークス研究所の調査によれば、2013年度の新卒者(2014年3月卒業予定)の
求人倍率は1.28倍だそうです。
つまり、大学生100人に対して求人は128件あることになりますので、がんばれば、
どうにか就職先を見つけることができそうです。
ところが、厚生労働省による正社員有効求人倍率は2013年3月現在、0.52倍にとどまっています。
つまり、求職者100人に対して求人はわずか52件しかありません。
卒業と同時に就職のチャンスは半減してしまうのです!

新卒での就職活動は、長い人生のなかで唯一、将来性で採用されるチャンスです。
卒業後は、経験や実績を問われます。よくご家庭でもお話しいただければと思います。

キャリアサポートセンター長 千速敏男

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